ガッツのG
あーだこーだ考えて、形にして発表するといういつものルーティン。
自分と彼ら(ここでは伏せておく。)の圧倒的な差は、そのモノへの愛し方というか態度なんだろうと最近おもう。
ボールを思ったところに蹴れない自分を、イップスだと病名を口に出して騒いでしまえば楽なのかも知れない。
「あいつはイップス」
「なんか拗らせてるよね」
周りからそうやって噂されている方が、自分の本当の叫びが誰かに届いているような気さえする。
新芽は大地と太陽からぐんぐん栄養を摂取して
おおきな花を咲かせる。
はじめの頃の生命の神秘はやがて、自分の居場所を探す旅の焦燥へと変わる。
種を蒔く場所は誰も教えてくれない。はてさて次はどこへ向かえばいいんだろう。
ふらっと立ち寄ったバーとか
タイトル買いした本とか
釣った魚のぶちぶち模様とか
野に咲く山菜の味とか
絵が描けない(描きたいけど)時期だからこそ、今の日常をつぶさに観察する時間が自分にとってすごく大切にすべきなんじゃないかなと思った。(ゴールデンウィークを通して)
それらの拾った石ころのようなイメージの集積が、自分だけのモノへの愛につながるのかも知れない。
実はもう新芽は芽吹いているのかも知れない。
アンドロイドは電気羊の夢をみるか?
AIは、製造国はあれど国籍を持つことはあるんだろうか。人類のつくったものは人類のルールに従う的な倫理観がAIにも適用されるんだろうか。
ドラえもんはたまたま日本で生まれたけど、海外旅行とか行けんのかな。まあ4次元を飛び回るトンデモ野郎だからパスポートなんて不要なんでしょう。
人類以上の学習能力を持つのに、人類の作ったルールに従うなんてこれまた滑稽な話です。
むしろ頭いいんだから、政治とか各国のAIたちに責任もってやってもらったらどうでしょう。
これは言い過ぎですか。
どんな言語でも操れて、最適解をたたきあげまくる上に、人類に従うだなんて、
頼もしいを通り越して、少し怖いです。
桜は散るから美しいとよく言いますが、AIに理解できないわけがないです。しかし空間を伴って散りゆく桜の木の木陰で、思い出話を肴に一杯くいっといけるクチのやつらなんでしょうか。
これにはいささか疑問が残ります。
coffee&TV
幸運にも、今自分が悩んでることとか興味があることとかを母校の高校生たちと語らう場を設けることができそう。
寝床からバイト先までの約20分の間になんとなく決まった。
今思うとてきとーに考えてよく提案したものだと、そのスピードに我ながら度肝をぬかれている。
最寄駅まで徒歩7分で、今日はバイトだけでは終わらせねーぞと決意し、電車5分で高校生と連むというキーワードがふっと出てきて、乗り換え徒歩5分でズバッと構想を練って、次の電車に乗ってから9階のオフィスに着席するまでの間に高校の時の進路指導の先生にメッセージを送ってみた。
すると、2分後に詳細を描いたペーパーを要求してもらい、これは掴んだと思った。
今は企画書を作成中。熱いうちに早く送らねば。
ぼくは何かと頭でっかちなタイプですがこういう機会を自分で作りまくってなんとか成長したいと思っている。
ないものは作れば良い、
1200人の前で話す機会はなかなかないでしょう。
バナナプランテーション
Frankly,Mr.Shankly のデモがぬるっとしててすごくいい。
ブレイディみかこ著'いまモリッシーを聴くということ' を書店で発見した時買っとけばよかった
(ブレイディみかこは何者ぞ)
And if a double-decker bus Crashes into us
To die by your side
Is such a heavenly way to die
-2階建のバスが突っ込んできて君と一緒に逝けたらそれはまあそれで幸せなんじゃない-
共感できるかギリギリのラインですが、
まあ時代ですかね。
そういえば
大昔は詩人こそ最高の芸術家で最も稼いでいたとか。今は詩を書いて食ってる人はどこでどんな暮らしをしてるんやろーか。
きになる。
コンビニのドリップとスマホ持ってるよーな両手塞がってる都市生活者で、SNSのアカウントに"詩を書いてるぼく"みたいなセルフィーを投稿してたり、深夜12時にはユーチューブ見てたり、メルカリでトレッキングブーツの値下げ交渉してたり、そんな今っぽい生活してるんだろーか。
川に洗濯に山に芝刈りに〜みたいな日本昔話的な生活をしてるんやろーか。
現代に生きる詩人に会ってみたい。
いちごぱつんだのぶながは
この幽霊のように自分の住んでた街に熱くなれるのは今も昔もすごく美しいはずです。
こんなページ昔は見向きもしなかっただろうに
いったい誰が取り戻すって言うのよ!!
熱いなー。
熱く訴えるッ!!!
三都制圧襲学旅行
おばあちゃんに刺し子を教えてもらいました。指先のセクシーレベルが上がりましたし(指先の痺れがえぐいを聞き間違えた後輩の言葉ですが、かなり気に入っているので最近多用してます)、楽しかったのが何よりの経験です。
なんていうか、覗いてると絵を描いていくイメージでしたが、実際やってみると立体を作っていく感覚でした。
簡単にいうと、縦横をズラしながら縫って、マイナス模様同士に亀甲模様になるように糸を通していくだけです。
まあ例の単純なものほど複雑に作れって教えです。
そういう感じであらゆる事柄を専門分野の言葉を借りながら解釈していくと血肉になってる気がします。気がするだけです。
それはそうと、
この柄は、彼女が初めて刺し子に挑戦した時の柄で、関係のなかった糸が少しずつ模様になっていく楽しさを実感してほしいという思いで僕にこの柄を選んでくれたようです。
いよいよ建築みたいな話になっちゃいましたね。
自分の布が完成した後、
おばあちゃんの手の細かい大作の数々に感心して、
「これ作るのにどのくらい時間かかるんですか?僕なら早く完成が見たいので徹夜とかしちゃいそうです。」
生意気なことを言った後、彼女の答えを聞いて愚問だと反省します。
「こういうのは時間じゃないのよ。暇な時にコツコツ進めていけばいいの。」
おおらかで、少し語気を強めたことばになんだか救われました。
1日に同じだけの時間をもらってるのに、僕は彼女と同じ時間軸を歩んでないとさえ思ったのです。
僕は時間の浪費者。彼女のように、時間と仲良く生きていけたらいいなと本気で思いました。
魔法のランプの巻
ただいまニホンミツバチの捕獲を計画中。
節足動物昆虫網で最も進化した種がこのニホンミツバチである、と言う専門家もいる。
とにかくいろいろ文献を漁っていると、ニホンミツバチは賢く、思慮深い昆虫らしい。病気にも強く、寒さにも強い。セイヨウミツバチに比べ、ハチミツの栄養価も高く、高値で取り引きされる。
ニホンミツバチにとっては人類が築いた現代社会はとても世知辛く、苦境のようだ。
しかも都市生活に慣れきった自然を知らない若造には蜂というなんだか物騒なイメージが持たれて憚らない。古くは人間と共生していたなんて信じられないだろう。僕もそう。
まあニホンミツバチの社会背景なんかは置いといて、こいつら本当にすごい生き物なんです。
巣に近寄る人間が敵でないと判断すると
それを独自のコミュニケーションで仲間に伝える。匂いを覚えるんですって。
人間の言葉を何かしら理解して行動する。
話しかけると喜ぶ。
巣を叩くとびっくりしてイタズラしてくる。
可愛すぎます。
日本のペットの主流は犬猫鳥ですが
ニホンミツバチも充分にペットのポテンシャルを秘めてると思うんです。
(ちなみにオオスズメバチは、ニホンミツバチに次ぐ知能の持ち主で、こいつらも餌付けして飼育可能らしい。人間の肩で羽根を休めるなんてこともしてくるカワイイやつらなんです。こいつらの場合、誤って三回刺されると死にますが)
そんな僕はアナフィラキシーショックというアレルギー持ちで、次、刺されるとやばいと医者に言われていますが、この先スズメバチとも仲良くしていけたら良いなと思っています。