ガッツのG
あーだこーだ考えて、形にして発表するといういつものルーティン。
自分と彼ら(ここでは伏せておく。)の圧倒的な差は、そのモノへの愛し方というか態度なんだろうと最近おもう。
ボールを思ったところに蹴れない自分を、イップスだと病名を口に出して騒いでしまえば楽なのかも知れない。
「あいつはイップス」
「なんか拗らせてるよね」
周りからそうやって噂されている方が、自分の本当の叫びが誰かに届いているような気さえする。
新芽は大地と太陽からぐんぐん栄養を摂取して
おおきな花を咲かせる。
はじめの頃の生命の神秘はやがて、自分の居場所を探す旅の焦燥へと変わる。
種を蒔く場所は誰も教えてくれない。はてさて次はどこへ向かえばいいんだろう。
ふらっと立ち寄ったバーとか
タイトル買いした本とか
釣った魚のぶちぶち模様とか
野に咲く山菜の味とか
絵が描けない(描きたいけど)時期だからこそ、今の日常をつぶさに観察する時間が自分にとってすごく大切にすべきなんじゃないかなと思った。(ゴールデンウィークを通して)
それらの拾った石ころのようなイメージの集積が、自分だけのモノへの愛につながるのかも知れない。
実はもう新芽は芽吹いているのかも知れない。