魔法のランプの巻
ただいまニホンミツバチの捕獲を計画中。
節足動物昆虫網で最も進化した種がこのニホンミツバチである、と言う専門家もいる。
とにかくいろいろ文献を漁っていると、ニホンミツバチは賢く、思慮深い昆虫らしい。病気にも強く、寒さにも強い。セイヨウミツバチに比べ、ハチミツの栄養価も高く、高値で取り引きされる。
ニホンミツバチにとっては人類が築いた現代社会はとても世知辛く、苦境のようだ。
しかも都市生活に慣れきった自然を知らない若造には蜂というなんだか物騒なイメージが持たれて憚らない。古くは人間と共生していたなんて信じられないだろう。僕もそう。
まあニホンミツバチの社会背景なんかは置いといて、こいつら本当にすごい生き物なんです。
巣に近寄る人間が敵でないと判断すると
それを独自のコミュニケーションで仲間に伝える。匂いを覚えるんですって。
人間の言葉を何かしら理解して行動する。
話しかけると喜ぶ。
巣を叩くとびっくりしてイタズラしてくる。
可愛すぎます。
日本のペットの主流は犬猫鳥ですが
ニホンミツバチも充分にペットのポテンシャルを秘めてると思うんです。
(ちなみにオオスズメバチは、ニホンミツバチに次ぐ知能の持ち主で、こいつらも餌付けして飼育可能らしい。人間の肩で羽根を休めるなんてこともしてくるカワイイやつらなんです。こいつらの場合、誤って三回刺されると死にますが)
そんな僕はアナフィラキシーショックというアレルギー持ちで、次、刺されるとやばいと医者に言われていますが、この先スズメバチとも仲良くしていけたら良いなと思っています。