トゥーンワールドで〜す。
夕陽は西から差し込み、大阪湾に反射した。
分厚い雲が都市を威嚇する。
そして大阪に大きな影をつくる。
六甲山はこの時間は見えない。
光は、雲と大地の間を刺し存在を顕示する。
ここに立つと、大阪と大阪がつくった空の間を浮遊しているような気さえする。
写真は生駒山上から西を見た風景。
この辺りの風景のシンボル。背景。
かつての難波と大和の縁と縁にある境界、多くの先人が歌を詠み、多くの重要な文化が芽生えた場所。
そして今は電波の中心地。
小さい大阪平野からは、この山がどこからでも見える。
君があたり 見つつを居らむ 生駒山
雲な隠しそ 雨は降るとも
時代は変われど、生駒山と人間の関係は今も変わってない気がする。スマホがポケットの中で様々な情報を受信するものだから、自然への感度が鈍っただけみたいね。
きれい!すごい!ハイ、チーズ!
記念なんてクソくらえ。詩をよめ。